社会人1年目で転職したくなったら考えるべき3つのこと 後編


前回までで社会人1年目に転職したくなったら

「現状の不満点に嘘をつかない」「満足できる状況を想像する」

という2点を考えると良いという話をさせてもらった。

 覚悟ができる条件を考える

今回は3点目「覚悟ができる条件を考える」についてお伝えしたい。

仕事に限らず、何をやっても少なからず不満というものはでてくる。

完全に満足した状態で働いている人に私はお会いしたことがない。

だから、(本音ベースの)希望の条件が100%叶うことはないという前提で仕事選びは考えた方がいい。

満足できる状況を想像するときに「こんなんだったらいいな」「あんなんだったらいいな」と色々と妄想を膨らましたと思う。

その中から「この条件だけは絶対に満たしたい」というものと、

「あったらいいな」と思うものと「よく考えたら別に必要じゃない」と思うことを分類していただきたい。

そして、分類した後に「この条件だけは絶対に満たしたい」と思う条件だけが満たされていてほかが満たされていない状況で自分が働き続けることができるか?いつか限界がくるとしたら何年くらいは耐えられそうか?その耐えられそうな期間は自分が次に転職するタイミングとして適切か?を考えて欲しい。

そこで自分として納得できるイメージが描ければその条件で良いし、

「なんか違うな」と思うのであれば最初の条件を選び出すところから考えなおしていただきたい。

条件が漏れているのかもしれないし、分類が間違っているのかもしれない。

いずれにせよ、このセッションを繰り返して「この条件だけは絶対に満たしたい」

という条件を抽出する。

逆境は必ずあるし、嫌なことがあれば心は揺らぐ。揺らいだ時に踏ん張れるかは最初の覚悟にかかっている

そして、仕事選びをする際にこの条件を満たしている会社を探し、自分が決めた条件を満たす仕事を選んだ以上、満足して働くという覚悟をもって働いていただきたい。人の感情は状況に左右されるし、遅かれ早かれ逆境のタイミングは必ず来る。

覚悟を持とうが、持たなかろうが、嫌なことがあれば多少なりとも心は揺らぐ。

揺らいだ時に覚悟をもって仕事を選んだかどうかが、そこで踏ん張れるかどうかを決めると思う。

 どんな問題だって極論を言えば解決できる

ものすごく突き放していうと、どんな仕事であろうと満足して働ける要素をもっているし、不満があるのであれば変える努力をしたら良い。能力が足りなければ高めればよいし、給与が足りなければ儲かるようにしたら良い。時間が足りないなら効率化したり、人をふやしてもらうように会社と交渉したりすれば良い。転職をしなくても問題を解決する方法なんて山ほどあるはずだ。

転職は問題解決の選択肢の一つ

ただし、それにものすごく時間がかかったり、方法が思いつかなかったりして、転職という相当に面倒なことをしてでもそっちの方が早く容易に問題を解決できることもある。だから、転職は慎重にやっていただきたいが、絶対悪だとは思わない。必要であればその選択を選べば良い。ただし、40年ほどの社会人人生で転職できる回数は限られている。そして、一般的には転職回数が多いというのは不利だ。最初の1回を今使うべきなのかはよくよく考えていただきたい。

色々と考えた結果、「今の仕事も結構悪くないな」と思えたらそれはとても幸せなことだと思う。