20代社会人に求められるコミュニケーション能力とは?


よく聞く言葉だけどよくわからない「コミュニケーション能力」とはなんだろう?

 

「コミュニケーション能力ってなんですか?」
就活の相談を受けているとよくされる質問だ。

新卒採用面接で最も重要視される能力と言われているのは知っていても、

「なんだかよくわからない」と思っている方が大半ではないだろうか?

 

仕事をする上でも実際に「コミュ力」が重要になるシーンは多々あるのだが、

その意味する範囲があまりにも広くて一言で言うのは難しい。

例えるならサッカークラブの「求める人物像」に

「サッカーが上手い奴」と答えているようなものだからだ。

あえて定義すると下記のようなものになるのではないかと思う。

 コミュニケーション能力とは

  1. 理解力:相手の感じていること、考えていること、言わんとする事を理解し
  2. 判断力:適切な対応(言葉・表情・しぐさ)を選択し
  3. 表現力:適切に表現する能力

である。

よく、「コミュニケーション能力は理解力だ」とか「コミュニケーション能力はプレゼン力だ」などと言われるが、理解だけでも表現だけでも適切なコミュニケーションを成立させることは難しい。

上記の通りコミュニケーション能力とは単一の能力を指す言葉ではなく、総合力なのだ。

なお、②と③は「表現」という意味では一緒だが、「どうすべきか」がわかっても実行できないことも往々にしてあるのであえて分けて表現した。

「笑顔でお礼を言う」べきだと思っても、笑顔がぎこちなかったり、適切なタイミングで言葉がでてこなかったり、ということはよくある。

表情筋のトレーニングなど話題になることも多いが、表情も言葉も十分なトレーニングをしていないと咄嗟に適切な表現をすることは難しい。

「最適解を選択する能力」と「最適解を実現する能力」は分けて考えるべきなのだ。

 

20代で一番鍛えておきたいコミュニケーション能力とは?

 

上記のコミュニケーション能力はどれも必要な能力ではあるが、

特に20代で必要な能力は1.理解力だと思う。

適切な表現を選択したり、実際に表現したりするためには

そもそも「どのような表現があるか?」「どのような表現が適切か?」といった知識がなければならず、

それは座学では学ぶことはなかなか難しいから、

他の人の行動を見ることで真似をしたり反面教師にすることで学んでいくことになるだろう。

そういった場合に他者が「どういった意図でそれを行ったか」を理解する能力は必要不可欠である。

特に20代のうちは、誰かに教えてもらうことが多いだろうが、教えてくれる人が必ずしも表現力が高いとは限らない。

むしろ、日本の年長者は「察することを美徳」として表現力が高いことを良しとしない人も多い。

そういった状況を踏まえると、「効率的に教えてもらい、成長する」ためには相手の言葉をその通りに受け取るのではなく、表情やしぐさ、前後の文脈などからその「意図」を察する能力が必要になってくる。

2.判断力や3.表現力は若いうちは熱意をもって接することで

乗り切れることも多いからそういう意味でも上記①の重要性が高い。

 

次回は理解力・判断力・表現力についてもう少し詳しく解説するとともに

これらを伸ばすにはどうしたらよいかという話をしたい。