単なる読書では頭に入らない!吉田松陰に学ぶ、読書インプット術!


読書をした後にその本の感想を求められると答えられない、、結局要点は何だったのか分からない、、そんな経験はないでしょうか?せっかくの読書も内容が頭に入っていないと、読書をしたという自己満足で終わってしまいます。そんな方に向けて、本の内容をしっかりインプットする方法を幕末に数多くの志士を輩出した吉田松陰の読書術を参考にご紹介します。

吉田松陰とはどんな人物なのか?

吉田松陰は江戸時代の武士で明治維新の影の立役者です。なんと30歳という若さで亡くなってしまうのですが、その間に松下村塾という私塾を開き、尊王攘夷の武士として活躍した高杉晋作、久坂玄瑞、初代内閣総理大臣伊藤博文等を輩出している指導者として知られています。
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吉田松陰の読書の関するエピソード

吉田松陰はアメリカへの密航に失敗し、25歳の時に投獄されてしまいます。松蔭はこの牢獄を勉強部屋に変えてしまい、1年2ヶ月の間に歴史書、経書(儒教の経典)を中心に多種の書物を618冊読破しました。1ヶ月あたり約44冊、1日1.5冊程度読んでいた計算になります。また投獄されていた地が山口県の萩だったので、冬には日本海の寒風が激しく、容赦なく風雪が吹き込み髭には固い氷が出来るほどの寒さで、劣悪な状況下で読書をし精進していました。

吉田松陰の読書術

さて、本題の吉田松陰の読書術に関してです。松蔭はかねてから松下村塾の塾生に対して「書を読む人はその精力の半ばを筆記に費やすべし」と言っていたそうです。つまりは読書においてはただ読むだけではなくて、読むと同じくらい書くこともにも力を注ぐべきだと吉田松陰は説いています。実際には松蔭の指には筆の当たるところにタコが出来ており、石のように硬いタコだったそうです。

まとめ

冒頭にも述べたとおり、ただ読むだけではインプットできず、得られた知識は読み終わることには忘れてしまいますが、本を読むときに重要なところを書き写す方法は得た知識を定着させるために非常に有効な方法と言えます。読書とは頭で読んで、手を使う、つまり肉体を動かすことで、初めて心の中に入って来て記憶に残るものであるという教えは、現代にも通じる吉田松陰からの重要な学びといえます。