目標を立てることをやめよう。目標設定よりもっと大切なこと。


4月になり新しい環境で社会人としてスタートした人もたくさんいるだろう。

新卒だけでなく、社会人として期も変わり新たに目標を立てたりした人もいるのではないだろうか。
世の中の自己啓発本には、期限を切って目標を立てることが成功への近道だとよく書かれている。
今回はそんな社会人に、仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン著)を参考に、ちょっと違った視点をお伝えしたい。

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そもそも成功には目標設定が本当に必要なのか

 

冒頭に記したとおり、世の中の一般的な定説では期限を切って目標を定めなければ成長は鈍化すると言われている。自分のやりたいことが見つからなかったり、目標が決められず自分探しをする人が多いのが現状だ。世の中の風潮として目標があることが正しくで、目標を定めないまま生きることは生産的でないと思われがちである。

でも果たして本当にそうだろうか。

仕事は楽しいかね?の中で実業家のマックスが、30代の悩めるビジネスマンにこんな話をしている。

 

一般的に成功者といわれる人は世の中の1%程度だ。
実際は、期限を決めて、目標設定をした人の99%の人は、失敗しているのが現実だ。一方で成功者と呼ばれる1%の人は、全員が目標設定をして逆算された人生を歩んできたかというと、決してそうではない。目標なんて設定せず毎日を過ごし、そして素晴らしい成果を収めている人は世の中にたくさんいる。

 

この事実を見過ごしてはいけない。
成功者とその他の人の違いは何だろうか。
マックスはコイン投げの話を例にして説明する。

 

みんな成功の教科書を探したがる

 

ここに1枚のコインがある。
どこにでもある表と裏があるコインだ。
いまここに100人がいる。これからちょっとしたゲームを始めよう。

ルールはシンプル。表が出た人が勝ち残り最後の1人には報酬をプレゼントするゲームだ。
実際にゲームが始まると50人、30人、10人と徐々に人は減っていき、最後の一人が残った。
すると負けた99人は、最後まで表を出し続けた1人にその理由を尋ねる。
「どうやったら表を出し続けられるのか?」と。

そしてその1人は如何にもそれらしい答えを話し始めるだろう。実際には表を出し続ける方法なんてないにも関わらず。

そう、成功した理由はたいていの場合、後から作られることがほとんどだ。ある学者が成功者の行動パターンをひたすら分析を重ねた結果、共通する事実が一つだけあった。それは成功パターンが「みんな違うやり方」だったということだった。

もうお分かりの通り、成功するための方法は人それぞれ違う。みんな成功するための教科書を成功者に求めるけれど、必ず成功するための方法なんてこの世に存在しないのだ。

 

目標を立てることよりももっと大切なこと

それでは成功者は何が違うのか。

それは「行動し続けること」「常に新しいことを試し続けること」だとマックスは説明する。全ての成功者が、特別才能があったわけでもなく、特別努力をしていたわけでもない。ただひとつ圧倒的に試している回数が凡人とは違うのだ。

さらに目標を立てる必要がないと言うマックスも、一つだけ意識している目標がある。

それは「明日は今日と違う自分になること」だという。

今日とは違う取り組みを何か試すこと。それも圧倒的な回数で。是非明日から意識して行動してみてほしい。如何に自分が普段無意識に同じやり方を継続しているかに気づくだろう。毎日変化を出して昨日の自分と変化を出すことは思っている以上に難しく、それ故やりがいを感じられるだろう。

 

試している限り失敗はない

何か新しいことにチャレンジするのに尻込みしてしまう人には、きっと背中を押してくれる言葉だ。

たとえ何か新しい方法を試してうまくいかずとも、それすら失敗ではない。試す前よりも、試した後のほうが、これまでのやり方がずっと価値的であることをわかっているからだ。

こんな風に考えてみると、毎日がとっても楽しく、最高に愛おしいものに感じられないだろうか。
是非あなたも今日から、昨日の自分を越えていく勝負を自分に挑んでほしい。