社会人1年目で転職したくなったら考えるべき3つのこと 前編


厚生労働省の調査によると社会人1年目での離職率は13・4%。

中には離職後転職しない人もいるだろうが、それでも10人に1人は社会人1年目で転職していることになるだろう。この記事を読まれている方はきっと社会人1年目でうっすらとでも転職を考えている方も多いと思う。また、大半の人が少なくとも入社するときは1年以内に辞めることを前提に入社してはいないだろう。あなたが、入社してまだ1年経たないうちに転職を考えている理由はなんだろうか?

理不尽な仕事環境?頭のおかしい上司がいる?仕事時間が長すぎる?思っていた職種につけなかった?給与が安い?もっとやりたい仕事ができた?

いろんな理由があるとは思うが何かしら現状に不満があるということだと思う。転職を考えた時に考えるべき3つのことがある。

最初に断っておくとこの記事では社会人1年目の転職を勧める意図も止める意図もない。

何事にも意思決定にはリスクとリターンがある。特に転職や退職は人生に大きな影響を与えることので、十分に考えるべきことを考えてから行動していただきたい。

 

社会人1年目で転職したくなったら考えるべきこと その1

なぜ、自分は転職したいのか?の理由について自分に嘘をつかずに考える。

 

転職理由を聞くと大抵の人が「もっと成長したい」などとポジティブな理由を答える。

しかし、どれだけ次の職場に魅力があろうと「転職=現在の職場を退職」なので少なからず現職へのネガティブな理由がある。現場の職場で完全に満足している時に転職など考える人はまずいない。

だから、自分が転職を考えるときにポジティブな理由だけだという状況になったら「本当にそうか?」と自分に問いかけてほしい。ここで自分に嘘をつくと転職先を選ぶときに今回、転職を考えたのと同じ理由で次の仕事も辞めたいと考えるリスクが発生する。

たとえ、1年という短い期間であったとしても20代の成長力の高い時代の時間は有限であり、貴重である。転職するということは今の会社を辞めることや新しい会社を探すこと、新しい会社の環境に馴染むことなど成長以外のことに使う時間が少なくなるということを意味する。転職とは望ましい仕事環境にするために時間を投資する行為だともいえる。

その投資を無駄にしないためにも、同じ理由で転職をするという失敗は避けなければならない。

成長を志向する社会人にとって転職を考えるほど現職に大きな不満があると言うことは、その不満を解消することができない。その力がない。という意味で自分の能力不足を露呈することであり、決してかっこいいことではないが、そこに目をそむけて次の転職でも同じ不満をもつ会社を選んでしまい同じ理由で退職する事態に陥ることが一番の問題である。

優秀だと言われる社会人でも似たような理由で転職を繰り返し、自らの市場価値を下げていってしまう人は殊の外多く、非常にもったいないと思う。優秀であるが故に自らの過ちを認められないということなのかもしれないが、人は必ずミスを犯す。そのミスを認め、同じ過ちを繰り返さない能力は本当に優秀な人材の条件であると思う。

だから、転職を考える時には「なぜ、自分は会社を辞めたいのか?」をよくよく考えてほしい。給与が安い・勤務時間が長い・家から遠いなどなど、人には言いにくい「耐えられないこと」がきっとあるはずである。転職時に会社を探す際にはMUST条件としてそれらの要素が排除されていることを第一優先にするべきだと思う。

他人についた嘘は突き通せても、自分についた嘘は自分にはバレてしまう。一時的に自分をごまかしたとしてもごまかし続けることはできないのだ。

 

長くなってしまったので残りの2つについては次回にしたいと思う。