東京生まれ東京育ち、生粋のシティガールが考えることは?


執筆者:三浦香凜

慶應義塾大学法学部に通う大学 1年生の嶋田薫子さんは、東京生まれ東京育ち。そんな生粋のシティガールである彼女に石川生まれ石川育ちの生粋の田舎人が東京での生活、薫子さんが今頑張っていることをインタビューしました。

 

プロフィール

嶋田薫子(しまだかおるこ)

高校三年生の夏にアメリカに留学し、今年の10月にはコロンビアにて行われたOne Young World(国際ユースサミット)代表派遣団に選抜・参加。現在はベンチャー企業のインターンをこなしながら、非常に難易度の高い司法試験に向けて勉強中。

 

 

〈普段できないこと会えない人に会って自分の可能性を広げたい〉

 

———私はインターンに馴染みがなくてあまりイメージが湧かないのですが、どんなインターンをしているのですか?

ソーシャルメディアで活躍するアーティストや写真家の作品が一同に集まるプラットフォームをつくり、彼らの収益化を支援したり、企業との繋がりを作る企業でインターンをしています。海外のアーティストにインタビューして記事を書いたり、英語を使った活動もしています。

IMG_2916

———どうしてインターンをしようと思ったのですか?

 

私はバイトをする時間はもったいないと考えていて、普段できないことや会えない人に会える環境にいたいと思っています。高校生の頃からインタビューや記事を書くのが好きだったので楽しく仕事をしています。でも、企業なので平日の夕方までしか働けず、大学の時間と被ってしまうので、別の方法で土日の時間も活用することができないかなと考え中です。

———都会のイメージとして、お金がかかりそうだなという印象を持っているのですが、どうでしょうか?

お金かかりますね。都会は満員電車も大変ですよ。それを考えるだけで朝、起きることが億劫になることも多いです。こないだ鹿児島県の鹿屋市に旅行に行ったのですが電車が走っていなくて、田んぼが広がっていて、とても驚きました。でものんびりできましたね。私はずっと東京で育ってきたので、田舎に対する憧れがあります。

 

———そうなのですね。将来は田舎に住もうと考えていたりするのですか?

田舎に移住するまで行かなくても、数ヶ月住むとかの“田舎留学”はしてみたいなと考えています。あと、国内旅行が好きなので自分の知らない様々な土地に出かけたいと思っています。両親も東京の人なので地方に行く機会が少ないんです。田舎に住んだらストレスが半減すると思います。

 

〈日本代表としてコロンビアに行き、世界にいる同世代に刺激を受ける〉

———普段できないこと、会えない人に会いたいとおっしゃっていましたが、それは実現しましたか?

国連の事務総長にあったことがあるんです。行われた国際ユースサミットの日本代表派遣団に選出され、サミットに参加するために2017年の10月にコロンビアに行ってきました。それは196カ国の国の30歳以下の人々が集まって世界規模の問題について討論や発表をするというものでした。国連の事務総長だけでなくコロンビアの大統領など、世界のトップの人たちが多くいて圧倒されました。

IMG_0717

———日本代表ってすごいですね。参加してみてどうでしたか?

もうすごかったです。私と同い年の19歳の子が起業をしていて且つ、結果を出しているのですよ。また、同い年の子がしている団体としての活動が国家レベルのプロジェクトになっていたりもしていて、アクションの規模が違うなと思いました。あと、日本人の英語のレベルの低さを感じました。英語が共通言語として話せて当たり前の世界でした。しかも話す話題がハイレベルで全然話すことができなくて、本当に悔しい思いをしました。帰ってきた時は自信をなくしてカラカラでした。

IMG_1366

<勉強には効率を求め、できるだけ組み合わせて勉強する>

———高校生で留学されたそうですが、どうして留学されたのですか?

教育熱心な親で、3歳の時から英語を習っていました。小学校4年生の時に留学したいと思い、母に相談してアメリカのサマースクールに行きました。その時は英語があまりわからなかったけれど、様々な国の人と交流したのがとても楽しかったです。それで英語をマスターする為に、高校生の時に留学しました。行く前に850点だったTOEICで留学から帰ってきた時に、990点を取りました。

———TOIEC満点!すごいですね。私も英語ができるようになりたいので、勉強方法を教えてください。

私は英字新聞をかくサークルに入り、ライティングの勉強、スピーキングは、3rd classというキャリア教育教室の英語プレゼンの授業でメンター(受講生のサポートする人)をしていて、そこで勉強しています。リスニングとリーディングについてはTOEFLの教材をコンプリートすることを目標にして、アカデミックな英語を身につけています。

———机に向かう勉強だけでなく、他の活動とも組み合わせることで実用的に英語を勉強されていますね。

はい。私は勉強に効率を求めていて、できるところはまとめてカバーしたいと思っています。クラシック音楽を聴きながら、「1曲が終わるまでにこれを終わらすぞ」というように3〜5分刻みで勉強しています。音楽を聴きながらタイムマネジメントをするという二つのことを組み合わせています。自分の好きな音楽を聞けば気分も上がりますしね。私は好きだったドラマのサウンドトラックのクラシックを聴いています。音楽をタイマーがわりにする、おすすめですよ!

 

〈姉に対する競争心から誰にも負けない実行力を身につける。〉

———効率を上げる為にとても工夫されているようですが、勉強に工夫をし始めたのはいつからなのですか?

小さい頃、私は勉強が嫌いだったんです。受験をして中学校に入学したのですが、その為に小学校から塾に通っていました。その時は何もわからずに塾に通っていましたけどね。笑 勉強が嫌になった時にどう乗り越えようかと考えたのが始まりだと思います。

———小学校の時から塾や習い事など、忙しそうですね。

小学校の頃から忙しい生活ですね。塾や英語等、習い事で一週間が埋まっていて遊ぶ時間がなかったです。周りもみんな塾や習い事をしていたので、遊ぶ友達もいなかったんですよね。でも、本を読むことが大好きで、小学校5年生の時に、本棚の端から端まで読むという目標を立てて全部読んだんです。朝から晩まで本を読み倒していました。面白くない本も「質より量だー!」って考えながら。笑

———大きな目標であるのに、しっかりと達成しているのがすごいです。

 

目標は立てたら、意地でも達成したいって思っているんです。私は姉がいるのですが、姉に対する競争心を持っていて、それで負けず嫌いな性格が生まれたのじゃないですかね。今では、姉と私はそれぞれ違うフィールドで頑張っているのでもう姉と競争する必要は無くなりました。

〈幸せな家庭を築きながら、人や組織に依存しすぎないかっこいい女性になることを目指して〉

———薫子さんは、将来の目標はあるのですか?

賑やかな家庭を持つことへの願望があります。子供がたくさんいてって感じの。問題が起こっても、家族一丸となって乗り越えていくような家庭がいいです。家族のメンバーが個々に忙しかったりして家族全員が集まる時間がない時は、寂しいと思うこともあります。だからゆっくり家族団欒ができる家庭環境を私は作りたいです。

 

———もう未来の家庭のことまで考えているのですね。

私、中学生の時に将来の設計図を立てていて、それを逆算して何歳の時までにこれをしなければならないというのを出したんです。それで私の尊敬する女性がおっしゃっていた「家族というのは、好きを超越した関係であり、信頼し合えるチームである」という言葉が印象に残っていて、なるほどって納得したんです。私は互いに協力しあえるチームが目標です。例えば相手の仕事が忙しく、自分はあまり忙しくないという状況の時に、片方に押し付けることなく協力するというような。

———勉強や将来のことなど目標が明確ですね。

高校生になってそれまでしていた部活をやめて、自分の時間が増えたんです。それで自分と向き合うことが多くなったことが大きいと思います。どの大学に進もうかって考えた時に大学で嫌いなことは勉強したくないと思って、そこから自分の人生についてより深く考えるようになりました。負けず嫌いなところはここでも生きてきて、文系の一位を取りたいという思いから慶應義塾大学を選びました。

———自分と向き合うことが薫子さんを前に進めている気がします。

そうですね。でもいつも現実を考えてしまい、行動まで移るのが遅かったりもします。あと、私心配性なんですよ。リスクをまず考えてしまって、チャレンジすることに抵抗を持ってしまうんですよね。待ち合わせ場所が駅から徒歩2分だったとしても、20分とか30分前には必ず着いています。道迷っちゃうかもしれないじゃないですか。でも挑戦するまでは長くても、行動し始めたら、目標に対しての熱量が努力の量に比例して力を注ぐことができる自信はあります。

———20分前行動ですか。私も見習いたいです。最後に、薫子さんの将来のなりたい姿について教えてください。

人や組織に依存しすぎないかっこいい女性ですかね。私の母がそうですごくかっこいいと思っています。あと、少しのことでは怯まず、自分で考えながら、冷静に問題解決しながら前進を図れる人になりたいです。

 

〈薫子さんを取材して〉

薫子さんは目標をきちんと立てて、しっかりと達成できる意志の強い人であると思いました。それでTOEIC満点や日本代表として海外で討論をしていて、その行いが結果に繋がっていて、尊敬の思いが止まりませんでした。また、田舎人である私の感想としては、都会は環境が全然違うと思ったことです。小学校の頃から塾に通い、受験勉強をする人がいたり、インターンをする会社がたくさんあったり、都会の環境下で暮らしてきた薫子さんから聞くことは私の常識を覆すような新しい発見の連続でした。負けず嫌いで、対象に力を注ぐことができる薫子さんは将来の目標もしっかりと達成していくでしょう。成長を続ける薫子さんのこれからが本当に楽しみです。

圧倒的に成長したい人は
学生向けキャリア教育スクール「3rdClass」

「3rdClass」は表現力や思考力、判断力といった
「社会に出た時に必要とされる考え方やスキルを習得するためのスクールプログラムです。 21世紀型キャリア教育プログラムを通して社会で活躍する力を育てます。 圧倒的に成長したい人には最適です。興味がある方はまずは授業見学から!


text :